20221020信越トレイル・巨木の谷~鍋倉山~黒倉山でブナの黄葉を堪能しました!

鍋倉山(1286m)~黒倉山(1242m)

時期 2022年10月20日(木)

天気 晴

駐車場  巨木の谷入口の駐車場(20台位可)

行動時間 5時間44分(休憩を含む)

コース 巨木の谷入口8:32-森姫-森太郎-久々野峠10:55-鍋倉山11:13~12:00-久々野峠12:13-黒倉山12:20-筒方峠12:56-茶屋池13:32~13:40-巨木の谷入口手前の駐車場14:16

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巨木の谷~鍋倉山~黒倉山GPS山行記録です。
再生ボタンをクリックすると山行の状況が動きで見れます。

2019年3月にスノーシューで鍋倉山登っています。
数えて見ると2012年3月に初めて登って以来、春先は計5回登っています。

紅葉の時期は久しぶりで2016年10月以来で今回で4回目となります。


関田峠手前の「巨木の谷入口」の駐車場は道両脇にあって停めやすいです。
駐車場から少し戻りながら「巨木の谷入口」は右手、山側にあります。
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8時32分、うっかりすると見落としそうになる狭い入口。
入口標識はありません。
登山開始です。
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早速、黄色のトンネルの中を進む事になります。
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木々の合間から見える山肌も紅葉が綺麗。
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日当たり具合で柔らかい黄色だったり、
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まだまだ緑色と。
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巨木の谷は自然の状態に負荷を与えたくないと言う配慮から最低の整備にとどめていて、自然保護の観点から入口の標示をもうけていません。
しかし中に入って見ると標示はありますから迷うことはありません。
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早速に巨木のブナ。
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足元に気をつけながら頭を枝にぶつけないようにかがみながら進む所が多い。
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ブナの白い幹とオオカメノキの紅葉。
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少し広くなった所に、
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看板が立っていて我が家は左方向に「森姫、森太郎」を見ながら鍋倉山に登ります。
巨木の谷を周回する事も出来ます。
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分岐点から「森姫」を見て来ます。
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「森姫」は、2011年夏に枯死が確認されていますが古木は少しそびえていました。
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今回、その姿もなく完全に崩れていました。
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2016年10月の時の「森姫」
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周りのブナの元気な姿に救われます。
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分岐点まで戻って「森太郎」に会いに行きます。
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深い谷に迷い込んだ雰囲気。
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空が見渡せる所は少ないです。
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足元と頭上に気をつけながら進んで行くと、
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これには驚きました。
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2016年10月鍋倉山~黒倉山に登った時は樹齢400年とも言われる「森太郎」は見られました。
「ブナは浅く広く根を張り、地表近くで水と養分を吸収する為、踏圧に弱く傷みやすいため、寿命を短くした原因の一つと考えられます。
以前は周辺にロープが張られて近づく事が出来ませんでした。
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気を取り直して巨木の谷を進みます。
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立派なブナを見上げながら、足元は歩きにくいので一歩、一歩進む感じです。
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食べられそうなキノコも数多く見て来ました。
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10時、巨木の谷周回コースの分岐点です。
鍋倉山に登らないなら標示に従って県道方向へ下ります。
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我が家はこのブナの森の中を鍋倉山方向に進みます。
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まだまだ巨木も多く深い森の中に迷い込んだ感じです。
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こんな感じで枝を潜りながら
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ストックを置いて潜ったりと。
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黄葉のピークを迎えていたブナの森。
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幹の曲がり具合が面白く暫し立ち止まりながら見上げます。
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少し展望が開けて来て信越トレイルの稜線が見えて来ると、
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木々の合間から上越方向、薄くですが米山が中央に見えて来ました。
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10時55分、久々野峠に登り上げました。
ここからが信越トレイルになります。
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米山の向こうは日本海も確認。
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信越トレイル上も立派なブナが楽しめます。
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曲がったブナ、
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ブナの幹をまたぐ所も多々あります。
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11時13分、鍋倉山に到着です。
この時期は展望は全くありません。
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山頂で昼食中に関田峠からピストンのご夫婦に出会いました。
今日、山中で出会ったのはこの二人だけでした。
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12時、下山開始です。
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信越トレイルの黒倉山方向に下ります。
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12時12分、巨木の谷の分岐点、久々野峠を通過。
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ここから黒倉山に向けては軽い登りとなりますが紅黄葉のピークを迎えていた所です。
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12時20分、黒倉山からは少し展望が望めます。
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柏崎刈羽原発と日本海。
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トレイル上も紅葉が綺麗だったのですが、紅葉する前にすっかり枯れてしまっている木々がそこそこありました。
10月になってからも暑い日があったせいでしょうか?
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こんな展望が時々あります。
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標高を下げて来て紅葉する前に枯れた葉が多かった所です。
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12時56分、筒方峠まで下って来ました。
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今日はそこそこ水が溜まっていた黒倉小池。
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もう少しトレイルを進みます。
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今日は頭上に気をつけて歩いて来ましたが数度ぶつける事になりました。
こんな感じの所は問題ありません。
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13時、茶屋池に向けての分岐点。
関田峠まではも少しトレイルを進む事になります。
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我が家は茶屋池に向けて下ります。
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茶屋池まで下りて来て登山口まで以前は右手方向に進んだと思うのですがコースの標示がなく、左手方向に茶屋池を周回して戻りようになっていました。
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茶屋池周辺の紅葉がまたまた素晴らしかったので大満足。
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13時24分、茶屋池を周回するようにして自動車道に出ました。
今歩いて来た道は「池回りコース」と言うようです。
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道を挟んで反対側は「ブナ林コース」の標示があって整備されています。
茶屋池を周回している途中で出会った50人近い団体さんはこのコースを歩いていました。
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ブナ林コースを見上げます。
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13時32分、茶屋池前の駐車場、そして水洗トイレもあります。
ここから車を置いた巨木の谷入口前の駐車場まで40分。
下り坂ですが疲れた足にはコンクリート道は辛いので暫し休憩です。
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茶屋池を正面から見ながら、
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ススキと真っ赤に紅葉したウルシ、周りの山は燃えていましたからのんびり下って来ました。
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今日はこれから久しぶりに野沢温泉の共同浴場に行きます。
平日ですから女湯は最後まで貸し切りでゆっくり出来ました。

明日は天水山に登るので道の駅「信越さかえ」が一番、近いのですが前回の時に熊が駐車場周辺をうろつくので注意情報がありました。
それで恐れをなして手前の道の駅「野沢」に移動しました。

今回は前日と同じ道の駅「花の駅千曲川」で車中泊しました。
近い距離に「道の駅」があるので便利です。

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